上海 で 高速鉄道 に乗る方法:ネット予約から乗車まで完全ガイド

上海新幹線 旅ネタ

上海 は 中国 でも経済と文化の中心地として知られ、その 高速鉄道 は、中国国内だけでなく海外からの旅行者にとっても快適で効率的な移動手段となっています。特に高速鉄道(新幹線)は、その速さと便利さで国内旅行を一段と楽にしてくれます。現地の発券窓口ですがおそらくこれを読んでいる方全員の想像を上回る見つけにくさです。日本の何倍ものスピードでキャッシュレス化が進んでいる中国ではほとんど駅で切符を買う人がいないのでほとんどの切符売り場はすでにクローズになっています。私が知る限り唯一一番端っこの窓口だけが空いていましたが外国人だけが何人か並んでいる状態。めちゃくちゃ時間もかかるので絶対に事前予約していくほうがおすすめです。

この記事では、ネットでEチケットを予約してから、実際に上海駅で高速鉄道に乗る方法を丁寧に解説します。初めて利用する方でも迷わないよう、具体的なステップを細かく説明しますので、ぜひ参考にしてください。


1. Eチケット予約の基本手順

オンライン予約の準備

高速鉄道のチケット予約には、Trip.com や12306(中国鉄道公式アプリ)などのプラットフォームを利用できます。日本語や英語対応のあるTrip.com は、日本人にも利用しやすくおすすめです。

トリップドットコムの予約画面
実際に2024年12月に上海〜金華に出張したときにtrip.comを利用したときのもの

予約に必要な情報:

  • 出発地と到着地(例:上海虹橋駅 → 金華駅)
  • 出発日と時間帯
  • パスポート情報(外国人の場合)
  • 支払い情報(クレジットカードなど)
トリップドットコムの予約画面行き先選択
サイトは意外とわかりやすい。まずは日にちを決めて出発駅と行き先、座席の等級、時間等を表示された画面の中で選んでいく。スマホのアプリも見てみたがPCのほうがわかりやすいと思う。
トリップドットコムの予約画面座席クラス選択
希望の便を選択すると座席クラス選択画面が表示される。ビジネス席は飛行機のシェルシートのようなシートになります。前回乗ってみたのですが正直大したことはないかなと。一等でも日本の新幹線のグリーンと一般席の中間くらいのシートなのでまあ十分かと思います。
トリップドットコムの予約完了画面
予約完了の画面。日本のエクスプレス予約等とは違いシステムと連動はしていないのかも。席が確保できたらメールが来るというシステム。もちろん席の指定もできます。

プラットフォームで希望の列車を検索し、座席クラス(ビジネスクラス、一等席、二等席など)や価格を比較して予約します。支払い後にEチケットが発行されるので、スクリーンショットや印刷して保存してください。

トリップドットコムアプリの予約内容確認
予約完了となるとメールが送られています。trip.comの画面でも確認できるので入れておくと便利。

予約が取れた場合メールだけではなくTrip.com アプリ上でもはっきりと表示されます。海外の予約で取れてるのか取れてないのかわかりにくい場合が多々あるのでしっかり表示してくれるのはありがたいところ。

トリップドットコムアプリの予約内容確認
アプリのホーム画面にしっかりと表示される。これは帰りの便の表示。
トリップドットコムアプリの乗車券引き換え番号
トップページの表示をクリックすると出てくる画面。[乗車券引き換え番号]をクリック
トリップドットコムアプリの乗車券情報
これが表示されればちゃんと予約されたということ。実際に見せる機会はあまりないがいつでも表示できるように保存しておくほうが良い。

ちなみに、Trip.com の予約はeチケットとして発行されているので基本的にはこれらを見せるときはないが何らかのトラブルで上のチケットを発見する必要があるときや、係員の提示に答えられるように保存しておくのが良い。予約はこれで完璧です。

↓今回の予約はここを使いました。[PR]

2. 上海駅での手続き

必要な持ち物

新幹線に乗車するには、以下を準備してください:

  • パスポート(身分証明書)
  • Eチケットの確認書(電子版または印刷版)

駅には少なくとも出発1時間前に到着することをおすすめします。

手続きの流れ

上海虹橋駅 入口
とにかくでかい上海駅。人もいっぱい入口もいっぱい。とりあえず入口はどれでもいいと思う。入ってすぐにIDチェックがあります。
  1. 入場:駅の入り口でパスポートを提示して通過します。
  2. セキュリティチェック:手荷物をスキャンし、金属製品や液体類の制限に注意してください。
  3. チケット交換(必要な場合):Eチケットを駅のサービスカウンターで紙チケットに交換します。
  4. ゲートとプラットフォームの確認:電光掲示板で列車番号と出発ゲートを確認します。

上海虹橋駅 セキュリティチェック
中国の方がスマホをかざして入っていくゲートがいっぱいありますが、外国人はパスポートチェックができる有人のカウンターに並ぶ。
上海虹橋駅掲示板
電光掲示板で自分の乗る便をさがして改札口ナンバーを確認。ナンバーは予約確認メールにも記載されています。

3. 乗車手順の詳細

改札ゲートを通過

Eチケットの場合はパスポートをスキャン、紙チケットの場合は改札機にチケットを挿入して通過します。ゲート前で列車番号とプラットフォームを再確認しましょう。

上海虹橋駅 改札口
指定された改札口付近で待機。自分が乗る電車の改札時間になったら緑色で表示されてゲートがオープンします。外国人はパスポートを確認されるので一番右側の有人ゲートへ。特に問題がない場合はeチケットなのでパスポートのスキャンだけで完了。

プラットフォームで待機

指定されたプラットフォームに向かい、待機エリアでアナウンスを待ちます。出発15分前に乗車が開始されるのが一般的です。

上海虹橋駅 ホーム
予約メールやアプリの画面で確認した自分の座席へ。中国では勝手に指定席に座って動かない人の話もちょくちょく聞くのでそんな場合は制服のスタッフさんに相談。その際必要になるので予約していることを見せられるなにかの準備は必要。

列車に乗る

  • 指定された車両番号(例:2号車)に進み、座席番号(例:12C)を確認して着席します。
  • 荷物は座席上の棚か車両端のスペースに収納します。
中国新幹線の一等車内部
1等車の車内風景。大きさは日本のグリーンくらいの広さ。でもカバーがよれてるのと若干汚いのが難点。

眼の前でも実際に見ましたが中国の高速鉄道の指定席はかなりアバウトなところがあって自分の席に行ってみたら人が座っていることもしばしば。そっちと変わってくれ〜ならまだ可愛いのですが、勝手に座って動かない場合も多々あるようです。言葉が通じない中でやり取りしても埒が明かないので制服のスタッフに相談するのが懸命だと思います。


4. 便利なポイントと注意事項

荷物制限

  • 重量は20〜30kg、長さは1.6m以内が推奨されます。
  • 一部の危険物(大容量のバッテリー、スプレー缶など)は持ち込み禁止です。

繁忙期

春節や国慶節などの繁忙期はチケットが取りにくくなるため、計画を早めに立て、余裕を持ったスケジュールを心がけてください。

Wi-Fiと翻訳アプリ

通信環境を整え、Google翻訳やWeChatの翻訳機能を活用することで、言語の壁を乗り越えやすくなります。私はスマホの中に入ったチャットGPTに通訳をさせていますがこれホントに優秀です。中国では基本は使えないのですが、ahamoのローミングでつながっている場合は全く問題なく使えます。


5. まとめ

上海で高速鉄道に乗ることは、中国国内旅行を効率的かつ快適に進めるための素晴らしい方法です。この記事で紹介した手順を守れば、初めてでもスムーズに移動を楽しむことができるでしょう。

ポイントを簡単に振り返ると:

  1. 事前予約:Eチケットをオンラインで予約し、必要な情報を確認。
  2. 駅での手続き:パスポートやEチケットを準備し、セキュリティチェックや改札を通過。
  3. 快適な乗車:荷物を整理し、座席の設備を活用。

高速鉄道の速さと快適さを活かして、中国旅行をより充実したものにしてください。安全で楽しい旅をお祈りしています!

金華駅
無事金華の駅に到着。実は空港でもたついて予約していた便に間に合わなかったのでアプリから予約変更。600円くらいの手数料で問題なく変更できました。でも変更は一回までって書いてたと思う。

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