タイ　バンコクの名門ゴルフコース アルパインゴルフクラブ に行ってきました。

久しぶりのアルパインです。タイでゴルフされる方ならほとんどの方がご存知の名門コースです。最近はバンコクにもパタヤにもどんどん良いコースができていて行く機会も減っていたのですが今回は行ったことがないメンバーが多かったのでここをチョイス。まずはGくんによるアルパインゴルフコースの解説をどうぞ。

アルパインゴルフクラブ：バンコクの隠れた宝石

バンコクの喧騒から少し離れた静かな場所に位置するアルパインゴルフクラブは、その美しさと挑戦的なコース設計で、ゴルフ愛好家にとっての隠れた楽園です。タイの自然美と洗練されたゴルフ体験が見事に融合されたこのコースは、息をのむような景観と忘れられないプレイ体験を提供します。

コースの特徴と距離

アルパインゴルフクラブは、18ホールのチャンピオンシップコースで、その総距離は約7,100ヤードに及びます。このコースは、戦略的なプレイを重視し、さまざまなレベルのゴルファーに適切な挑戦を提供します。各ホールは独自のキャラクターを持ち、美しい池や繁茂する植物に囲まれ、ゴルファーにとって忘れがたい体験を生み出します。

トーナメントと実績

アルパインゴルフクラブは、バンコクのゴルフコミュニティで高い評価を受けているコースで、数々の著名なトーナメントを開催してきました。特に注目すべきは、2000年のジョニー・ウォーカー・クラシックです。このトーナメントでは、ゴルフの伝説タイガー・ウッズが優勝を飾りました。コースは元々平坦な稲田であったところを、著名な設計者ロナルド・M・ガールによって、起伏に富んだ美しいコースへと変貌させました。

このコースは、18ホール、パー72、全長7,100ヤード（約6,492メートル）のパークランドスタイルのコースです。特に7番ホールでは、ウッズが555ヤードのパー5でイーグルを達成しました。コース全体には、多くの水障害やビーチスタイルのバンカーが配置されており、ゴルファーにとっての挑戦的な要素が満載です。また、クラブハウスやその他の施設もバンコクで最高レベルに位置づけられています。

とのこと。今回は・・まあまあかな。最後のところはうそやんって感じですが。

公式サイトはこちら
https://www.alpinegolfclub.com/

正直に言うと・・劣化してきてるよなぁ。。

コースの設計に関しては知識がないのでなんとも言えないんですけど、いろんなホールがあって退屈しないコースです。ただ、正直に言って毎回少しずつ悪くなってきているような。。施設の老朽化は仕方がないところなんだと思いますが、それが歴史とか重みに全く繋がっていないような気がするのと、コース自体も傷んだ部分が放置されているのがよくよく目立つようになってきているような気はします。ちょっと残念。

ただ、流石に歴史のあるコースだけにコース内の樹木がしっかり大きいのは他の新興コースと違うところ。コースの戦略性という意味でも、景観という意味でもしっかりとした個性となっていると思います。あと全体的に難しいグリーンが多いんじゃないかなという印象なのですが、その中の一つが上の写真。複雑・・というのとも少し違うかもしれませんが、よく見ていただくと大きなグリーンの下の段に立っている人間の背丈より遥かに大きな高低差があることがおわかりいただけるかと思います。実はこのあと私、見事に画面左端の一番上のところに乗せました。歩測して40歩・・奇跡的にパーが取れましたが、その後でキャディが教えてくれたラインはなんと私が打った打ち出しより90度近く違う角度での打ち出しになります。いくらなんでも・・って言いながら転がしてみたらたしかによってくよってく。加速減速繰り返して最後はカップ付近で止まります。これ計算して作ったんだろうか。だとしたらまじで天才。

池が絡むホールが多いのもこのコースの特徴。この日はレギュラーで回っているのでそれほどですが、もっと距離があったり、トーナメントの際のカップ位置やグリーンの速さとなれば相当難しいコースになるんだろうなと思います。競技思考の方には面白いコースなんじゃないでしょうか。

タイのコースは新設のコースも多く、まだまだコース内の木が育っていないコースもたくさんあります。OBも少ないのでドライバーが曲がったとしてもなんてことない所も多いのですがここアルパインやサイアムのオールドコースなんかは打ち込んでしまうとあっという間にスコアを崩し、やっとの思いでたどり着いたグリーンで3パットして大たたきホールが完成というパターンもしばしば。マンぶりせずに控えめに控えめにコントロールしていくのがこのコース攻略のポイントじゃないかなと思います。だんだんスコアが崩れていくのでナーバスになっていくんでしょうね。少し進行が遅い傾向があり、前半のショートで４組待ってるホールもありました。（後半解消されていくのは慣れていくんでしょうか、叩いていることに　笑）ほとんどのショートホールがコールホールになっているので全員のボールがグリーンに乗ったら後続組にティーショットを打たせるのですが、たまにキャディーが言っていても分からずプレイしている人もいるのでご注意ください。

クラブハウスは・・流石に老朽化

Gくんはクラブハウスも豪華って紹介してますが・・過去はそうだったんでしょうね。流石に老朽化でかなり古い印象です。

到着すると玄関でキャディさんがお迎えしてくれます。このときに自分のバッグを受け取ってくれた人がその日のパートナーになります。過去一人だけご一緒した方で車から降りるやいなや自分のバッグを抱えてお気に入りのキャディさんに自分から手渡していく人もいました。必死過ぎて怖い。。

クラシックなラタン家具でコーディネイトされたカフェスペース。人数に対して少なすぎるのでもしかしたらメインダイニングが別にあるのかもしれませんがスタート前の朝ごはんなんかはここで皆さん食べてました。でもせっかくタイなので屋外のスペースのほうが気持ちいいかな〜

私はホテルで朝食を取ってきていたのでテラス席で朝シンハー。氷いれて飲むのでどれだけ飲んでも酔わない。多分。

ちなみに写真撮り忘れましたがこのあとでショップでボールを購入しました。でも、タイトリストもスリクソンも、ブリジストンもありません。ボールにこだわりのある方はちょっと困ると思うのでしっかり用意していったほうがいいかなと思います。私、しょうがなしPXGのボールを購入。絶対高いだけやん、、って感じでしたが結果めっちゃ良かったですけどね。ま、ボールのせいじゃないってことですね。

キャディさんは

キャディさんは・・ある意味タイらしいゆる～い感じが残ってる印象。けして悪いわけでもないしラインの読みもしっかりしているのですが前日の二カンティやサイアムに比べると何事もゆーっくりした感じです。ティーショット待ちの時にうちのキャディさんがいないのであれっと思っていたらコース脇の茂みに。何してたの？って聞いたら、コース内に生えてる葉っぱを摘んでいたようで「今晩食べる！」って笑ってました。

朝ゴルフバッグを受け取ってくれたキャディさんがカートにバッグを積んで待っててくれます。運転はキャディさん。（多分キャディ以外だめって決めてるコースも多いんでしょうね。無理やり運転するとキャディさんが困るのでやめましょう）

プレイ終了後、ご挨拶してくれるコース増えましたね〜。最後に片言の日本語が入るパターンもしばしば。でもショットのときの掛け声は韓国語で言われるときも多いです。笑

ちなみに、タイのキャディさん。カメラ向けて嫌がることってまずないです。（もし嫌がられたらあなた相当嫌われてます。。偉そうだったり、セクハラしたりしてません？）まあ、こちらもかなり慣れているのですぐに仲良くなれるのもあるかもしれないですけど、ブログ用にとラウンド中写真を撮っていると決まってピースしてくれます。撮って撮って〜って感じのキャディさんも、ちなみに今回始めて知ったのですが日本語の「撮って」は、タイ語ではうんちって意味らしいです。同行者のおじさんどうして「ちょっと、撮って、撮って！」と話しているときに判明。万国共通うんちというキーワードは笑いが発生するようです。

前の組（私達のグループ）に追いついて全員集合のキャディさん。このコースは背番号が入ってます。ちなみにラウンド終了後このままバイクに跨って帰っていくキャディさんもいて、あっうちのキャディさん！ってこともしばしばです。キャディさんのチップですが決まった額はないですが300バーツからってことじゃないかな。私は2バーディ取れたのでってことで500バーツわたしときました。このへんは気持ちで渡しとけばいいんじゃないかなと。最近は普通が500バーツになってるってことも聞いてます。たまに、予約したときにキャディーフィーも入ってるってごねてる馬鹿なおっさんがいますが、あくまでキャディフィーは費用の一部なのでキャディさんへのチップは別で払いましょうね。

ラウンド後のシュー（これ万国共通語ちゃうかな）。クラブハウスに上がってきたらキャディさんがここでおろしてくれます。シューズをエアーで飛ばしますがこれ半分水出ます。書いてます。でも私やりました。何年やってんねんって突っ込まれましたが未だにたまにやってます。このあとキャディさんにチップ渡してバッグ引換券貰う場合もありますが、もう一度乗って駐車場の車（タクシー）のところまでいってバッグを下ろす場合もあります。コースによって違いますのでキャディさんに従いましょう。

アクセスはこちら

バンコクからはおおよそ車で1時間くらい。ただ時間や曜日によっては渋滞に巻き込まれるので自分で行く場合は注意が必要です。現地でゴルフ場やタクシーの手配をしてくれるエージェントさんに頼む場合はおおよそ計算して決めてくれるのでおまかせするのが一番です。いつもはレンタカー運転して動いてますが今回は人数も多いので久しぶりに全部おまかせ。酒も飲めるし、いやー楽ちんでした。ただし、中にはかなり質の悪いエージェントや、運転手もいるのでこのあたりは馴染みを作っておくか信用できるエージェントさんでリピートするのがおすすめです。車内の荷物に対するドライバーによる窃盗なんてことも・・あります。もしこのブログ読んでタイに行こうと決められた方がおられれば日本語対応可能な信頼できるエージェントを紹介するのでご連絡いただいてもいいですよ。紹介料いりません。ブログのネタください。

■タイ　ゴルフ場マップはコチラにまとめました。

バンコクゴルフ場マップ　https://tabigol.com/map/
パタヤゴルフ場マップ　https://tabigol.com/map-7/

旅ゴル　タイゴルフ場ガイド　Alpine Golf Club【アルパインゴルフクラブ】まとめ

勝手につけてる星は・・★★★★☆4つ　ちょっとクラブハウスが古くなりすぎってことと、コースも以前に比べると少し管理が悪くなったかなぁということで。もちろん今でも十分キレイなコースなんですが価格的にもトップクラスなんでもう少し求めちゃかなぁというところです。でも一回は行く価値あると思います。